2008年8月10日

佐貫亦男氏の本を読む

娘と市の図書館行ったら佐貫亦男氏の本を見つけたので、持ってる本と併せて紹介。
航空ファンなら読んで損はないです。

飛行機のスタイリング(グリーンアロー出版社)
スタイリングからヒコーキを語るだけあってイラストと写真が豊富で、非常にわかりやすい。今でも時々開いてます。
ライト兄弟をけなす本を僕は初めて読みました。
また、イギリス機はダサくイタリア機はカッコいい等ステレオタイプな評価が多いのだが、じゃあなぜイギリスはダサい飛行機(ソードフィッシュ艦上攻撃機は複葉機のくせに第二次大戦を通して活躍した!)ばっかりで(スピットファイアはかっこいいけどね)ドイツに勝つことができたか...など、それぞれの民族の特徴や思考が読み取れて楽しく読めます。

ジャンボ・ジェットはどう飛ぶか (ブルーバックス)
一番最初に買った本かな。飛行機のスタイリングを読んで「なんか語り口が似てるなあ」と確認したら、佐貫亦男著だった本。
ジャンボがSST普及までのつなぎとして開発された等はこの本で初めて知りました。

発想の航空史(毎日新聞社)
リリエンタール以前から近代までのの航空史。
話の流れは「飛行機のスタイリング」とほぼ同じだが、フツーの航空史としてまとめられている。むしろ「飛行機の〜」が、スタイリングで航空機を論じているのと比べて、当時の世界観や技術面、国民性といった広く一般的な航空史としてまとめてあるのでわかりやすい。

佐貫亦男のひとりごと(グリーンアロー出版社)
航空機用レシプロエンジンの抜粋が11ページに渡って紹介されていてギョッとさせられる、侮れない本です。この本でおもしろいのは、第二次大戦中日本楽器の社員としてフルフェザーピッチプロペラの技術導入のため渡独、戦火のためやむなく居残ることになったドイツ滞在記。開戦当時の日本の工業力がどうだったかが伺える。

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